超私的アニメ評価 2005年10月期 (一部修正)
新番組の季節で、たくさん観ています。3ヶ月後にどれぐらい残っているでしょうか...どれも残っているといいのですけど。
[注意]
・基本的にABCDEの5段階です。脚本(通しのストーリー構成、各話の展開)、映像(作画/動き)、音響(声優演技、OP/ED曲、劇伴)の順にウエイトがある感じでしょうか。
A: イイ!! 絶対おすすめ。
B: 個人的には合格点。人にも勧められる。
C: つまらなくはないし、見続けられる。
D: ちょっとつまらない。何かの拍子に観なくなるかも。
E: ダメダメ。見続けるのは考え直そうかな。
+/- はその中で上位/下位寄りであることを意味します(おおむね15段階化)。
放送終了時、とくにお気に入りのものにはS(個人的殿堂入り)がつくことがあります。
・この評価はあくまで私個人の独断と偏見によるもので、世間一般の評価と一致しません。評価に納得できないからと文句を言わないでください(苦笑)。
・特定作品を貶めたり、営業を妨げたりなどの意図はありません。
・評価は直感的なので、別作品と位置を比べるのはあまり意味がありません。(例: C+評価の○○はC評価の××より面白い、とは限らない) むしろ同一作品の評価を時系列で見て「今月は良かった/悪かった」のほうが重要です。
[新番組]
・BLOOD+: D-
うーん、いまいち面白くない。あまり集中してみてないせい ?
前の番組から相変わらず、土曜の夕方に人間・モンスター問わず血がドバドバ流れたり少女が日本刀振り回したりと「お茶の間によろしくない」映像満載です(^_^; 深夜にやるべきなんじゃないのかなぁ。
日経産業だかに「沖縄の基地問題も絡めて」云々紹介があったけど、ただ舞台が沖縄で米軍がストーリーに出てくるだけですから。さっぱり「基地問題」は扱ってません。
・ToHeart2: C-
「ああ、ToHeart シリーズだね」とある意味安心(苦笑)。年末に出るPC版の予習用として観てます。
・capeta: B
画作りがすごいですね(「巌窟王」とは別方向に)。メカはもちろん背景・オブジェ類も徹底的にCG化・省力化されて手書きは人物ぐらいですか。最初から海外に出しているので質の低下もしなさそうです。
原作どおりに話を進めてくれればOKなので、この調子で長く続けてほしいですね。
・闘牌伝説アカギ: C
これも原作どおりに進めてくれれば見続けます。いやぁ萩原聖人、キャラに合ってるし頑張ってるなぁ。
・ガンパレードオーケストラ: Bー
前作観てますが、知らなくてもあまり問題ない感じですね。物語世界は理解しやすいです。
「言うことを聞かないダメ隊員に悪戦苦闘する隊長」で昔のスクールウォーズとかの「熱血先生」モノを思い出しました。いや、アニメでも似たようなのはあったと思うけど(^_^;
・灼眼のシャナ: D+
今のところ設定などは興味深いけど、さて今後どう展開するのか。...なんかあまり書くことがないな。
・ARIA: A
いいねぇ、ユニークな世界でのまったりとしたお話。さすがだわ、サトジュン監督。
シナリオ・画面のテンポ運びとかアングル選びとか「普通」に見えて、実は「すごい」んじゃないんですか ? これ。あ、「でっかいお世話」ですか。
・舞乙HiME: A-
なんつーか「反則」(笑)。
「続編」というか「同じ役者が、(ほぼ)同じ役名で、違う世界で、(たぶん)似てる設定の話を演じてる ドラマ」 ? 昔深夜番組で「同じ原作、同じ役者でも演出家によってこう変わる」というようなことをやってたのを思い出しました。
で、基本的に「キャラクタを知ってる」「HiMEの設定はすぐに理解できる」のですんなり理解できました。「ああ、こいつらはまたこんなコンビなのか」とかニヤニヤしながら観てます。
主役の菊池美香、去年のデカピンクがもうピンでいける声優ですか。すげー。ビジュアルOK(顔出しにたえられる)、歌も歌えるしアクションもこなせるし「なんでもできる人」かも。つーかアクションイベント希望(笑)。
・リリカルなのはA's: D+
「萌えキャラの皮をかぶった燃えアニメ」(C)友人 は同意するけど、どうも自分にはなじめない。舞台・キャラ設定から台詞回しから、そこかしこから「同人誌くさい」というか「プロっぽくない」「作者の自慰」的臭がする感じ。
「ここがダメ」と書くと長くなるので割愛。
・ローゼンメイデン トロイメント: B-
前作を知らないといきなり置いてけぼりを食らわされますな。知ってたからよかったけど。キャラ説明とかが必要ない分いきなりのびのびとキャラが動いて話が進んで、こういう状態のほうがこの脚本家の本領かも。
・ノエイン: D-
筆頭プロデューサーが元G社の同僚でした。出世しましたねぇ。それはさておき。
画が安定してなかったり、ストーリーもったいぶり気味だったりでちょっと先行きが不安です。
・地獄少女: D
えーと、「マンネリ」というか「いつものパターン」でこのまま最後まで続けるのでしょうか ? 「笑ゥせぇるすまん」ぽい感じだけど、あっちはもちっとバリエーションあったような...。しかも回を追うごとに「恨み」の質が下がってるような...最後にはどんなしょぼい恨みになるのやら。
ところで「いっぺん死んでみる ?」って、こっち(現世)に帰ってこられるなら試してみたいですね(苦笑)。
・銀盤カレイドスコープ: C-
タイトルこそ名作「カレイドスター」に似てるけど、ぜんぜん関係ありませんでした。[修正: タイトルを勘違いしてました。ただ「万華鏡」なだけだったのね]
きょうびの「ヒロイン(ヨゴレ系)」はとうとうトイレ(大)のシーンもこなすようになったんですね(笑)。それがなければ 2話から見限ってたかも。
萌え系でもツンデレでもドジっ子でもない「ちょっとユニークなヒロイン」で、この先「どう面白くするのか」、はたまた私が飽きてしまうのが先か。
・蟲師: B
原作からして淡々と落ち着いているお話なのでこれでよし。雰囲気が良く出てます。画のクオリティが落ちないことを祈ります。
[今月で終了のもの]
・フルメタルパニック The Second Raid: C → D
なんだかなぁ、最後はみんなして逆ギレして開き直りですか。「で結局なんだったの ?」というか毒にも薬にもなりません。
[継続のもの]
・絶対少年: B+ → A
ようやく盛り上がってまいりました。あと数回で終わるのかな。今までこつこつと積み上げてきたのはこのためか ! という感じ。短縮すればできたろうけど、それをしないで淡々と描いてきた物語世界がようやく意味を持ったという感じ。
・ふしぎ星のふたご姫: A+ → A+
すっかりタイムボカンシリーズっぽくなっちゃったような。少年層も取り込みにかかったのでしょうか(^_^; ぜんぜん落ちない画クオリティとか観ると「頑張っているんだな」と思います。ほかの安アニメ制作陣に見習ってほしい。とかシロウトの戯言ですけど。
・エウレカセブン: D → C
後半突入、やっと上昇してきました。
脱走したアムロがランバ・ラル夫妻(じゃないけど)と出会って、帰ってきて、夫妻と闘って...いやこっちでは闘ってないな。まあとにかく「ガンダム臭さ」も一緒に帰ってきました(苦笑)。
・ケロロ軍曹: C → C
安定です。私にもわからない古いアニメネタがあるので、解説が欲しいです(苦笑)。
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