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April 12, 2006

日本語でおk

「家族の味方? 導入の敷居を下げるAVシステム」という記事。タイトルでのけぞってしまいました。誤用をさらに発展させてるよ ! (笑)

突然ですが問題。

1. 「プロジェクトが煮詰まってきた」。意味はどっち ?
(a) 進捗が芳しくなく、危機的状況。
(b) 順調に進んで、完了寸前。

2. 「あの人はナイーブだ」。どんな人 ?
(a) 傷つきやすい、繊細な人。
(b) 世間知らず、またはうぶな人。

3. 「閑話休題」。その後に続くのは ?
(a) 無駄話。
(b) 本題。


私は国語学者とか、そういう「言葉」を研究したりする人でもなんでもないんですが、けっこう「言葉の誤用」にうるさいほうで、仲間内のチャットとかで指摘することがよくあるんです。それで「いちいちうるさいな」とか揚げ足取りをしていると思われているかもしれません。そういう人が言うには「言葉は時代によって意味が移り変わるものだ」「誤用とわかってるなら文脈で察しろ」などなど。
最近はよっぽど「どっちの意味でもあり得る」時以外は黙っている(「ああ、こいつまた間違えてるよ」と小馬鹿にはする)ことにしましたが、なんか釈然としないというか気持ち悪いんですよね(^_^;

で、「初心者には敷居が高い」もよく見る誤用で、「ああ「難しい」とか「ハードルが高い」をちょっと気取って言いたかったんだろうな」と生暖かく観ることが多かったのですが、この「敷居を下げる」は初めてですね。すげぇよ、可動式の敷居だよ(笑)。で、これがシロウトの文じゃなくて一応「記事」でお金をもらっているライターさんの文で使われている、のでこうやって「バッカでぇ」と失笑しているわけです。
本人がここを観るかは不明ですが、これを読んだ皆さんだけは、こんな誤用はしないように気をつけてください。

注: 偉そうに書いてますが、私も専門家じゃないので誤った日本語を使っているかもしれません。お気づきの際にはご指摘くださると幸いです。

[問題の答え] 全部(b)

参考サイト: 言葉の誤用 - 間違って使っていませんか ?

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しきいがたかい【敷居が高い】
不義理または面目ないことなどがあって、その人の家に行きにくい。敷居がまたげない。

しっ‐しょう【失笑】 ‥セウ
(笑ってはならないような場面で)おかしさに堪えきれず、ふきだして笑うこと。「―を買う」「思わず―する」

(広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店)

[ 追記 ]
「明日できることは今日するな」は怠ける話じゃなくて「今日は今日やるべきことに集中しろ」ということ。

「招かれざる客」は「お呼びでない、余計な人」ではなくて「わざわざ助言に来てくれた人」というのをどこかで観たのですが、ソースが見つかりません。どなたか知りませんか ?

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Comments

「気の置けない確信犯」だね。
うはは。

Posted by: IMO | April 13, 2006 at 22:58

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