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May 09, 2006

こどものための読み聞かせ えほんであそぼう

「こどものための読み聞かせ えほんであそぼう」という、電子絵本ソフトが出るそうな。

ってこれ、俺も1998年ごろ某K社にいた頃に社内の「企画募集」で出したネタ( +英語モード)ですよ(^_^; 時を経て同じことを考える人が現れたか、当時K社の人間が今実現させたのかは知らないけど。
(当時在籍していた人なら「ああ、出してたね」と証言してくれるはず ^^;)

私の企画概要はこの「えほんであそぼう」と同様で、「子供に童話を読み聞かせるためのソフト」「有名人(その時は森本レオとか森重久弥とかを想定していたかな)数人から音声を選択可能」「低予算で作成可能」「通常のゲーム流通よりも図書館、学童施設などへの普及を狙う」といった感じ。
その時の社内での反応は、「ただ読み聞かせるだけじゃダメだ、インタラクティブ要素がないと」と私の意図をさっぱり理解してくれずに一蹴された、と思ったら退職後に下請けにそういう「童話をモチーフにした」ミニゲームを作らせて発売していた(1999年)。何本売れたのかは知らないけど。

で2006年の今、「こういう企画が通る」というのはとても興味深いですよ。当時(PS2発売前)はPSを想定していて、ユーザ(子供)がTVの前にいる必要があったし、「TVでわざわざ絵本を観るならアニメ観るよな」というツッコミも合ったけれど、今は(ゲームボーイより)結構なスペックのDS(見開き2画面だし)が普及して、「売れるかもしれない」下地ができている。たぶん英語モードをつけたのは「英語漬け」とかの成功を見て「大人でも買うだろう」と見込んだんだと思います。...つまりは「いい時期になった」。

ゲーム業界にいた当時の私は常々「マニア向けのゲームもいいけど、普通のお子様向けをおろそかにしてはいけない」「(お子様を含む)ライトユーザー層をつかめないと、(業界も会社も)先は暗い」と言っていました(はず ^^;)。PSPやXbox360がぱっとしないのにDSはもちろんいまだにゲームボーイがコンスタントに売れ、携帯電話のゲームも花盛りな今の状態はそういう層に支えられているからだ(それが全部じゃないだろうけど)と思っています。
中島聡さんの「ゲーム業界のジレンマ」の話もとても共感できます。

っと話が逸れちゃいましたね。

えっと、「ああ、あのとき(K社辞めて次の会社探している頃)、この企画持って出版社巡りをしようかとか考えていたんだよなぁ。やっていればもしかして採用されたのかなぁ」とか思い出したですよ、って話でした。
べ、別に悔しくなんてないんだから(苦笑)。

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