「貧困率」って ?
なんか、「日本は先進(?)30カ国中ワースト4位」だとか。えーと、何の話 ? そして、それが何か ? あれ、もしかして俺も「貧しい」に分類される ? (心が。苦笑)
正確には「相対的貧困率」、定義はえらく単純で、
国民の所得分布の中央値と比較して、半分に満たない国民の割合。
とのこと。
...この数字が大きいからって、以前よりちょっとばかり大きくなったからといって、そのまま「格差が広がっている !」とか結論づけるのはどうなんでしょう ?
経済学、統計学とまではいかなくても、数学をちょっとでも勉強していれば、「所得分布は国によって様々」であること、そしてこの数字自体が「たいした根拠がある数字じゃない」「あくまで日本国内で比較した数字(文字通り相対的)」であることぐらいは気がつきます。
まあたぶん、所得分布のヒストグラムを描くと、下ぶくれの、ハクション大魔王が出てきそうな壺のような形なんでしょうけども、ざっくりと「中央値(平均値ではない)の半分」とか、たぶん「人並みの半分」という程度の意味なんでしょうけど、根拠があるんだかないんだかわからないラインで線を引いた、その下側の割合がよそと比べて多いとか少ないとかいうだけの話です。
で、その数字だけ持ち出されても、正直、判断のしようがありません。標準偏差等、他の統計学的な数値がさっぱり示されていないし、具体的に「中央値って年収いくら ?」という数字すら(私は)見ていないので、分布の偏り具合もわからなければ、実際「中央値の半分」の収入でどのような生活を強いられるのか、さっぱりわかりません。
まあ「格差」はたしかにあるでしょう。いくら働いても、気の毒なくらい大変な生活をされている方々はドラマだけでなくリアルでも見たことがあります。
でも、今回出てきた「15%」という数字、20人中に3人、7人弱に1人ですよ。そんなにもの高い割合が、そこまで貧しい人たちなのか ? と考えると、「そんなにいないよ」と思いますよ ?
たぶん(私も)「貧困」率というネーミングでミスリードされているんだと思いますが、これはただの数字遊びでしかないですよ。実際にその収入額でどの程度の暮らしぶりなのか等は地域ごと、年代ごとに見ないといけませんし、どれだけ働いた上でのその収入なのかの実態もよく見ないといけませんよね。極端な話「自給自足なロハス生活だからお金なくても平気」なケース(極端か ^^;)と、「毎日睡眠時間を削って働いているけど、子供を養っていくのも大変」というケースとで、「収入額だけの比較だと後者が上」とかいう比較をしているかもしれません。
だらだらと何が言いたいかというと、「せめてこれを読んだ皆さんは、「言葉の響き」や「なんか説得力がありそうだけど、実はたいした意味がない数字」にだまされないでくださいね」ということです(^_^;

